ハト小屋のはとたちがおいしそおうなえさをたっぷりもらってたべていえいるのを見て、カラスが言いました。「ぼくも食べたいな~」すると、カラスはいいことを考えて自分の羽を白くぬって、ハト小屋に入って行きました。ハトたちはカラスをなかまだと思いこ…
山の小さないえに木こりのふうふがすんでいました。おばあさんが糸車で糸をつむいでいると、タヌキがやってきました。それから毎日小屋にやってきていたずらをしにきたり、しました。おじいさんは「うるさいからつかまえてタヌキじるにしてやる」と言いまし…
二人の女が、小さな男の子をはさんであらそっていました。「おらが子の子の母じゃ」「いいえ、わたしが本当の母だわたしが子の子をうんだのだから」と言い合っていました。おたがいゆずらないので一番かしこい人決めてもらうことにしました。「言い合いをや…
お母さんが二人のむすめにるすをたのみました。「山の向こうに行ってくるからもどるまで、だれも入れちゃだめだよ。」お母さんは、暗い山道をいそぎましたが、とちゅうでやまんばにおそわれてしまいました。家では、しまいがお母さんの帰りを待っていました…
おしょうさんが村の人から、大好きなぼたもちをもらいました。「なんとうまそうじゃな。しかし、こまったのこぞうたちと分けるのには数がたりない。しかたがないからわし一人で食べるとしよう」おしょうさんは、ぼたもちをとだなにかくし用事で出かけにいき…
ちょっとみただけでは、鳥に耳があるようには思いませんが、じつは、耳をもっています。ふだんは羽にかくれて見えないけど目の後ろにあながあいています。それが、鳥の耳です。人間のように鳥はでぱった部分がないのはとぶときにじゃまにならないためです。…
いっぴきのトラがすんでいました。トラはどんな動物たちを食べてしまうのでみんなこわがってトラにちかづきませんでした。トラはキツネをとらえました。きつねは「ぼくを食べるといけないぞ」といいました。えらそうなキツネを見ていいました。「えらそうに…
三人の王子が旅に出ました。すると、歩き出してすぐ大きなアリのすをみつけました。二人の王子はアリのすをみて壊してやろうといいました。でも、一番下の王子が「アリのすをこわしてしまうとかわいそうですからやめてあげてください」と、止めました。湖に…
四人のむすめたちがいて、おかあさんといっしょにせんそうにいったお父さんの帰りを待っていました。美人でおしゃれなメグ、いつも元気なジョー、やさしいベス、ちょっとあまえんぼうのエイミーがいました。まずしいけれどもお母さんを助けながらみんななか…
男が馬とロバをつれて、長い道のりを旅していたときのことです。いい天気で、男は馬からおりて、くちぶえをふきながら歩いていました。馬はかるくなったので、元気よく男についていきました。でも、ロバはつかれきっていました。「馬さん少し荷物をもっても…
スイスの小さい村に、なかのよい男の子と女の子がいました。どこへ行くにも、二人はいっしょで村の人たちも、二人を見てうれしく思っていました。春がきて二人は、うれしくて楽しくわらいながら走りまわっていました。二人は、山道をのぼり大きな川のほとり…
「きんぼう、早くねな!なになにねむれないのかじゃあお父さんがお話をしてあげよう」といいました。お父さんは、ももたろうの話をしました。でも、きんぼうはばっちり目があいていました。わたしは、自分がお父さんだったら話もおぼえてないからこどもには…
おなかをすかせたオオカミが、ヒツジのむれを見てしたを出しました。ふと、足元をみると、草むらにヒツジのかわがおちていました。オオカミはその皮をかぶってむれのなかにはいりこみました。オオカミはこわいヒツジかいにも、ヒツジたちにもきずかれずにま…
東の国の王様が言いました。「火の鳥をつかまえてきた王子に、国の半分をあたえるから行け」王様が、そうやくそくしたので三人の王子はたびに出ました。ところが、めんどうになった二人の王子はいつの間にかあきらめてしまい火の鳥を見つけだそうとしたのは…
おおさかじょうの門をはいった所にとよとみひでよしがかっているトラが、おりにいれられていました。とらはたくさん食べるのでひでよしは「毎日、町の人たちからかい犬をさし出せトラのえさにせよ」といいました。いろんなひとの犬をもらってえさにしました…
吉四六さんさんという、とても知えのはたらく人がいました。畑仕事ををしていた吉四六さんは、町へ行こうとする人を見つけると、「すまんが牛の鼻ぐりを買ってきてくれんかのう」と、こえをかけました。はなぐりというのは、牛の鼻につけるわっかのことです…
京のみやこで、口がしびれるというびょう気がはやったことがありました。このびょう気をなおせる薬はあるのですが、ねだんが高くおまけに広い都の中でたった一けんの薬屋にしかつくれませんでした。その話を聞いた一休さんは、薬屋をたずねました。一休さん…
ロバをかっている男がいました。男は、ロバを売るため市場にいこうとするとロバをかぞえました。全部でロバが七ひきいたので市場に向かおうと一ぴきのロバに乗って行くとロバが心配になり後ろをふり返りかぞえると六ぴきでした。家に帰っておかみさんに言う…
山にすんでいたおにが村におりてきては、悪さをくりかえしていました。困ったむらびとたちは、とのさまいいました。とのさまは「おにとけんかしてもはじまらないし、なんとかおにをだますとするか」と言いました。とのさまはおにをよんで「おまえは、ニワト…
はたらきものの美しいむすめと、なまけものの、みにくいむすめがいました。母親は、なまけ者のむすめだけをかわいがりはたらきもののむすめにはつらくあたりました。はたらきものの、むすめはよごれたいとまき水であらおうとして、いどの中に落としてしまい…
なかのいいふうふがいました。父さんは、家に一頭しかない馬を、町でなにかととりかえようと思って馬をひいて町までいこうとするとめうしをつれている人をみつけました。すると、その人が「めうしと、馬をとりかえよう」といいました。父さんは「いいよ」と…
カラスがパンをくわえて、木のえだにとまっていました。そこを通りかかったキツネが、そのパンを横どりしたいと思いました。そこでキツネは、カラスのとまっているえだの下にいき、「カラスさんの声を聞きたくてしかたがありません。」と言いました。でも、…
とても知りたがり屋のかめがいました。夜、かめは海べでそらをながめながらいいました。「あの星のそばに行きたい」というと、アオサギがとんできて「星がみたいならつれていってあげるよ」といたので、かめはアオサギのせなか乗って、アオサギは「まだ地面…
たくさんの人が天神様におまいりにいきます。その日、金ぼうのお父さんが「ちょっとでかけてくる」といいました。と、天神様のおまつりにいこうとすると金ぼうが追いかけてきました。「お父さん。おいらもつれてってくれ」と言いました。おとうさんはゆるし…
ニュートンは、のうじょうのむすことしてうまれました。とても小さいあかんぼでそれに、生まれる前にニュートンのお父さんがしんでしまいました。お母さんはさいこんしたのでおばあちゃんに育てられました。ニュートンは中学にはいり、研究をしました。わた…
ニュートンは、のうじょうのむすことしてうまれました。とても小さいあかんぼでそれに、生まれる前にニュートンのお父さんがしんでしまいました。お母さんはさいこんしたのでおばあちゃんに育てられました。ニュートンは中学にはいり、研究をしました。わた…
ライオンとクマがけんかをしていました。しとめた子じかの肉が自分のものだと、ライオンもクマも言いはっていたのです。「このしかは、わしの肉だおれが走っているしかにとびついたのだから」とライオンが言いました。「いいや、このしかは、おれの肉だ。走…
クモのアナンセが、天空の神様にお話をしてほしいとたのみました。天空の神様は、わらってこたえました。「ヘビ、スズメバチのたいぐん、ヒョウ、せいれいをつれてきたら話してやろう」といいました。アナンセはヤシの葉っぱをひろげてヘビは、葉っぱの上に…
体の中にあるほねはとてもたいせつなやくわりをもっています。ほねは人間のからだをささえて、大切な、ないぞうを守っています。ほねをまもるために、カルシウムを多くふくんだ食べ物を食べて、体の中で不足しないようにきおつけて食べないといけません。わ…
どろーㇱという女の子がすんでいました。どろーシは、犬のトトをたいせつにかわいがっていました。すると、たつまきにまきこまれて、るすばんしていたどろーシと、トトはいえごととおくまでとばされてしまいました。どろーシの家が落ちたところは、おずの国…