2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

若草ものがたり

四人のむすめたちがいて、おかあさんといっしょにせんそうにいったお父さんの帰りを待っていました。美人でおしゃれなメグ、いつも元気なジョー、やさしいベス、ちょっとあまえんぼうのエイミーがいました。まずしいけれどもお母さんを助けながらみんななか…

馬とロバ

男が馬とロバをつれて、長い道のりを旅していたときのことです。いい天気で、男は馬からおりて、くちぶえをふきながら歩いていました。馬はかるくなったので、元気よく男についていきました。でも、ロバはつかれきっていました。「馬さん少し荷物をもっても…

わすれな草

スイスの小さい村に、なかのよい男の子と女の子がいました。どこへ行くにも、二人はいっしょで村の人たちも、二人を見てうれしく思っていました。春がきて二人は、うれしくて楽しくわらいながら走りまわっていました。二人は、山道をのぼり大きな川のほとり…

ももたろう

「きんぼう、早くねな!なになにねむれないのかじゃあお父さんがお話をしてあげよう」といいました。お父さんは、ももたろうの話をしました。でも、きんぼうはばっちり目があいていました。わたしは、自分がお父さんだったら話もおぼえてないからこどもには…

ヒツジの皮をかぶったオオカミ

おなかをすかせたオオカミが、ヒツジのむれを見てしたを出しました。ふと、足元をみると、草むらにヒツジのかわがおちていました。オオカミはその皮をかぶってむれのなかにはいりこみました。オオカミはこわいヒツジかいにも、ヒツジたちにもきずかれずにま…

火の鳥

東の国の王様が言いました。「火の鳥をつかまえてきた王子に、国の半分をあたえるから行け」王様が、そうやくそくしたので三人の王子はたびに出ました。ところが、めんどうになった二人の王子はいつの間にかあきらめてしまい火の鳥を見つけだそうとしたのは…

おおさかじょうのトラ

おおさかじょうの門をはいった所にとよとみひでよしがかっているトラが、おりにいれられていました。とらはたくさん食べるのでひでよしは「毎日、町の人たちからかい犬をさし出せトラのえさにせよ」といいました。いろんなひとの犬をもらってえさにしました…

牛の鼻ぐり

吉四六さんさんという、とても知えのはたらく人がいました。畑仕事ををしていた吉四六さんは、町へ行こうとする人を見つけると、「すまんが牛の鼻ぐりを買ってきてくれんかのう」と、こえをかけました。はなぐりというのは、牛の鼻につけるわっかのことです…

ひみつの薬

京のみやこで、口がしびれるというびょう気がはやったことがありました。このびょう気をなおせる薬はあるのですが、ねだんが高くおまけに広い都の中でたった一けんの薬屋にしかつくれませんでした。その話を聞いた一休さんは、薬屋をたずねました。一休さん…

一ぴきたりない

ロバをかっている男がいました。男は、ロバを売るため市場にいこうとするとロバをかぞえました。全部でロバが七ひきいたので市場に向かおうと一ぴきのロバに乗って行くとロバが心配になり後ろをふり返りかぞえると六ぴきでした。家に帰っておかみさんに言う…

おにがわらう話

山にすんでいたおにが村におりてきては、悪さをくりかえしていました。困ったむらびとたちは、とのさまいいました。とのさまは「おにとけんかしてもはじまらないし、なんとかおにをだますとするか」と言いました。とのさまはおにをよんで「おまえは、ニワト…

ホレおばさん

はたらきものの美しいむすめと、なまけものの、みにくいむすめがいました。母親は、なまけ者のむすめだけをかわいがりはたらきもののむすめにはつらくあたりました。はたらきものの、むすめはよごれたいとまき水であらおうとして、いどの中に落としてしまい…

父さんのすることにまちがいはない

なかのいいふうふがいました。父さんは、家に一頭しかない馬を、町でなにかととりかえようと思って馬をひいて町までいこうとするとめうしをつれている人をみつけました。すると、その人が「めうしと、馬をとりかえよう」といいました。父さんは「いいよ」と…

カラスとキツネ

カラスがパンをくわえて、木のえだにとまっていました。そこを通りかかったキツネが、そのパンを横どりしたいと思いました。そこでキツネは、カラスのとまっているえだの下にいき、「カラスさんの声を聞きたくてしかたがありません。」と言いました。でも、…

かめのこうらはひびだらけ

とても知りたがり屋のかめがいました。夜、かめは海べでそらをながめながらいいました。「あの星のそばに行きたい」というと、アオサギがとんできて「星がみたいならつれていってあげるよ」といたので、かめはアオサギのせなか乗って、アオサギは「まだ地面…

はつ天神

たくさんの人が天神様におまいりにいきます。その日、金ぼうのお父さんが「ちょっとでかけてくる」といいました。と、天神様のおまつりにいこうとすると金ぼうが追いかけてきました。「お父さん。おいらもつれてってくれ」と言いました。おとうさんはゆるし…

ニュートン

ニュートンは、のうじょうのむすことしてうまれました。とても小さいあかんぼでそれに、生まれる前にニュートンのお父さんがしんでしまいました。お母さんはさいこんしたのでおばあちゃんに育てられました。ニュートンは中学にはいり、研究をしました。わた…

ニュートン

ニュートンは、のうじょうのむすことしてうまれました。とても小さいあかんぼでそれに、生まれる前にニュートンのお父さんがしんでしまいました。お母さんはさいこんしたのでおばあちゃんに育てられました。ニュートンは中学にはいり、研究をしました。わた…

ライオンとクマとキツネ

ライオンとクマがけんかをしていました。しとめた子じかの肉が自分のものだと、ライオンもクマも言いはっていたのです。「このしかは、わしの肉だおれが走っているしかにとびついたのだから」とライオンが言いました。「いいや、このしかは、おれの肉だ。走…

天空神のお話

クモのアナンセが、天空の神様にお話をしてほしいとたのみました。天空の神様は、わらってこたえました。「ヘビ、スズメバチのたいぐん、ヒョウ、せいれいをつれてきたら話してやろう」といいました。アナンセはヤシの葉っぱをひろげてヘビは、葉っぱの上に…

ぎゅうにゅうをのむとほねが強くなるって本当?

体の中にあるほねはとてもたいせつなやくわりをもっています。ほねは人間のからだをささえて、大切な、ないぞうを守っています。ほねをまもるために、カルシウムを多くふくんだ食べ物を食べて、体の中で不足しないようにきおつけて食べないといけません。わ…

オズのまほうつかい

どろーㇱという女の子がすんでいました。どろーシは、犬のトトをたいせつにかわいがっていました。すると、たつまきにまきこまれて、るすばんしていたどろーシと、トトはいえごととおくまでとばされてしまいました。どろーシの家が落ちたところは、おずの国…

アリとハト

池のほとりを歩いていたアリが、うっかり水におちてしまいました。なみにさらわれて岸へもどることができません。それを木の上からみていたハトは、葉っぱをいちまいとってアリのそばにおきました。アリは、葉っぱにつかまってきしにもどりました。するとてっ…

おばあさんと吉四六さん

吉四六さんが商売に出ていくとき、きまって止まる安い宿屋があります。安いのはいいけれど、ふとんはよごれているし、てんじょうにはくものすがありました。宿屋のおばあさんは、そうじがだいきらいでした。一番こまるのはしらみがいることでした。吉四六さ…

すずめとりじい

すずめとりを商売にしているおじいさんがおりました。おじいさんは、すずめをたくさんとりたいと、思いこまかくしたさけかすをすずめが集まりそうな林の中にまきました。そして木の下にかくれました。しばらくまっているとすずめがきました。食べているあい…

すずめとりじい

すずめとりを商売にしているおじいさんがおりました。おじいさんは、すずめをたくさんとりたいと、思いこまかくしたさけかすをすずめが集まりそうな林の中にまきました。そして木の下にかくれました。しばらくまっているとすずめがきました。食べているあい…

この下に金はない

吉四六さんの畑の真ん中に、大きな石がありました。「この石じゃまだなでも、大きすぎてひとりではとてもうごかせない」と言いました。吉四六さんはいいことを、おもいついてむらにいき、「畑にある大きな石にお金があるかも」といいました。吉四六さんはた…

しお買い大黒

しおが足りなくなったとしがありました。川内というところはみそやしょうゆもつくることができずこまっていました。ほんどうをそうじしていたこぞうさんは、大黒さまがいるところにかけこみました。そして「しおをはこんできてほしい」と大黒さまにたのみま…

オウムやインコはどうしてしゃべるの?

鳥の鳴き声は、鳥のしゅるいによってちがいます。またひな鳥は親鳥やなかまのこえをきいて鳴き方をおぼえるので育ったかんきょうによっても鳴き声や鳴き方はかわります。オウムやインコは耳から聞いた音を声でひょうげんするというのうりょくもありますので…

やぎざ

パンは、ひつじかいの神様です。からだの上半ぶんは人間で下半分はやぎのすがたをしていました。すると、パンはのようせいシュリンクスを好きになりました。シュリンクスはこまって、にげだしました。それでもおいかけてくるので川の岸べにそよぐアシにすが…